京都で活躍する訪問保育士

保育士の資格を持つ保育者が自宅に訪問して、それぞれの家庭に沿ったオーダーメイドの保育ができるという訪問保育。

訪問保育・ベビーシッターはどちらも居宅訪問型保育施設(ベビーシッター)です。ベビーシッターの場合保育士資格がない方もいらっしゃいますが、国家資格である保育士資格をもって仕事に向き合い、あえて訪問保育士と名乗っている先生をご紹介します。

 

訪問保育の場合は保育士の資格を持っているというのは親としても安心ですね。

今回は京都で活躍する「こなせんせん」と「みっちゃん先生」に保育の様子をご紹介します。

左)こなせんせい

乳児保育園にて園内保育士として勤務後、園以外の場面でも幅広いサポートをしたいと思い独立。現在保育士歴が5年目、訪問保育士歴は4年目。

お子さんの成長を親御さんと共に見守り、喜べる訪問保育士であり続けるため日々奮闘中。

 

右)みっちゃん先生

某ディーラーの整備士から、保育士へ転身。施設保育士として7年勤務後、2年前に訪問保育士となる。子ども、保護者、保育者の三者が笑顔になれることが 子どもの幸せに繋がる という理念をもって、訪問保育士として活動中です。

 

こなせんせいとみっちゃん先生が今回やってきたのは「みはるちゃん」のお宅。

恐る恐る迎えてくれるみはるちゃん。

今回の訪問は、みっちゃん先生とこな先生が新たに共同で始める「パパトレ」というサービスのお試しだそう。「パパトレ」とは、男性保育士によるお父さんの育児に関するお悩み相談や実践トレーニングを行い、子育てを通して家庭円満を目指すプログラム。

そう聞くと難しそうですが、実際は男同士の世間話のような軽い会話から、時折みっちゃん先生のプロならではの的確なアドバイスが入るという感じ。終始和やかにカウンセリングは進みます。

カウンセリングがスムーズに進むようこなせんせいがみはるちゃんをサポート。出会い頭の不安そうな顔はどこえやら…弾けんばかりの笑顔。

靴下の柄がさすがプロだと感じます。

さてカウンセリングはというと、しっかりかまって遊んだほうがいいのか?少しぐらい放っておいた方がいいのか?や、子どもがこけたりした時に夫婦で心配度合いに開きがあり、どちらを尊重すべきなのか?など具体的な悩みが飛び出します。

ちなみにお母さんは、カウンセリングと子守りを保育士に任せて、気分転換に美容室に行ったり、お茶しに行ったりできるというのもパパトレの魅力のひとつです。

遊び疲れてこなせんせいの腕で眠るみはるちゃん。

寝ている時に五分おきの呼吸チェックを怠らないのも保育士として責任をもってシッティングしているから。

 

最後の実践トレーニングは月齢によって変わりますが、トイレトレーニングのこつ、沐浴、離乳食関連などさまざまです。

美味しそうに大好きな人参をペロリと食べる姿を保育士、ご両親で見届けてこの日の訪問は終了。

今回はパパトレがメインでしたが、保育園への送迎や、両親が外出中のシッティング、小学生の宿題をみる(教員免許保持)など多岐に渡る依頼も受けているそうです。

保育の形も多様化する現在、個人で活躍する訪問保育士が増えているので、気になる方は一度調べてみてはいかがでしょうか。

 

【取材協力】

こなせんせい 

▶公式Instagram(お問い合わせ先)

みっちゃん先生

▶公式Instagram(お問い合わせ先)